Conventional Commentsを意識して使っていきたい
Conventional Commentsとは
Gitのconventional commitsのように、PRレビューなどでコメントするときの形式を統一するためのものです。
https://conventionalcomments.org
ベースのフォーマットは以下のようになります。
<label> [decorations]: <subject>
[discussion]
- label - コメントの種類を示す単一のラベルです
- subject - コメントの主なメッセージ内容です
- decorations (オプション) - コメントに付加的な情報を追加するための装飾ラベルです。カッコで囲み、カンマで区切って複数指定できます
- discussion (オプション) - 補足説明、コンテキスト、理由付け、解決に向けた次のステップなど、詳細な情報を記述する部分です
フォーマットに従ってlabelやdecorationsをつけることで、コメントの意図を伝えることができます。
主なlabelには以下のようなものがあります:
- praise: 良い点を指摘する際に使用
- question: 質問や確認が必要な際に使用
- suggestion: 改善案を提案する際に使用
- nitpick: 些細な指摘をする際に使用
- issue: 問題点を指摘する際に使用
GitHub Saved Replyへの設定
毎回labelを調べてコメントするのは手間なので、GitHubのSaved Replyに設定しておきます。
https://docs.github.com/en/get-started/writing-on-github/working-with-saved-replies
Saved Replyに設定しておくと、コメントする際にそのまま呼び出すことができます。
右側のSaved repliesボタンか、 ctrl + .
で呼び出すことができます。
Saved Replyへの設定自体は以下のgistを参考にしました。
スクリプト一発でconventional commentsのlabel一覧を登録できます。
https://gist.github.com/ifyoumakeit/4148a8c3e61b7868935651272c03f793
まとめ
とりあえず慣れるまではフォーマットを意識してコメントしてみることにする。
フォーマットを意識することで、コメントの意図が伝わりやすくなればいいなと思う。
